2F VIPラウンジ「FOREST CLUB LOUNGE」
長野の森をモチーフに、木の温もりと柔らかな光に包まれる空間として再構築されたVIPラウンジ。
木質ルーバーや県産材を活用した天井、コンクリートの質感を生かした壁面により、
素材のコントラストが心地よいバランスを生み出しています。
「木漏れ日」「サステイナビリティ」「アート」をキーワードに、
地域の自然と文化を感じながらくつろげるラウンジ空間を目指しました。
3F スイートボックス
観客席上部に新設されたスイートボックスは、有機的な木質のボリュームを挿入することで
硬質な既存コンクリート構造との対比を強調した象徴的なデザインとなりました。
木の温もりを感じながらアリーナ全体を見渡せる特別な観覧席として、
「観戦」と「滞在」を両立する新しい体験を提供します。
デザイン・施工のポイント
- 乃村工藝社とDUOが協働し、デザインと施工を一体で進行
- 県産材や自然素材の活用による地域循環型デザイン
- 照明・素材・構造の調和による“木漏れ日”の空間演出
- 既存躯体を活かした再構築で、公共施設としての長寿命化を実現
ホワイトリング高機能化改修 地域と人をつなぐアリーナへ
本プロジェクトは、地域材を積極的に活用した内装デザインと、観戦体験のアップデートを実現した取り組みとして、地元紙でも紹介されました。
乃村工藝社とDUOが協働し、「地域に根ざす空間デザイン」 をテーマに創出した新たなホワイトリングは、
長野の自然と人の温かさを感じられる空間として高く評価されています。
今後予定されている第二期工事では、
カフェスペースの新設や新たな観客ボックスの整備など、
来場者がより快適に過ごせる環境づくりが進められます。
ホワイトリングはこれからも、
「地域と人をつなぐアリーナ」 へと進化し続けていきます。